なすちゃ漬け

シャドバやってるヤツのシャドバ以外の日記

ダンガンロンパ感想 スーダン編

https://blog.hatena.ne.jp/nastya922/nastya922.hatenablog.com/edit?entry=820878482944029755

→前回

 

ということでスーダンこと『スーパーダンガンロンパ2』の感想文を書いていく。

 

例によっておすすめしてくれた人にしか見せる予定はないが目に入る可能性はあるのでネタバレ満載だぞという忠告だけは記しておく。

 

 

そして今回は前回とは変わって、チャプターを追いながら感想を書いていこうと思う

 

 

プロローグ

 

今作は最初に提示される謎や違和感がとにかく多い。

特に前作をプレイしたばかりだからこそ引っかかる要素の多さたるや。

すでにスパイクチュンソフトの掌の上なのね。

 

特に登場人物に謎が多かったので一旦列挙

 

狛枝凪斗

最初に起こしてくるやつ。声も見た目も苗木っぽすぎる。

苗木が何らかの理由でクラスに潜り込んでいるのかと思わせる存在感。

結果苗木とは何の関係もなかったわけだが、後述するがより疑わしくさせる要素もあるし同じ声優を使う徹底ぶり。

これは紛れもなく制作陣の性格の悪さの表れです。

 

前作をプレイした人ほど、物語が進むにつれて苗木ではなくなっていく狛枝を見ながら「苗木じゃないの…?え?でもこんだけ乖離してたら逆に苗木…?」みたいな気持ちにさせられたのだろうか。

 

十神白夜

でました。友達いない尖りツンデレメガネこと十神白夜。

………がめちゃくちゃ太っている。

 

狛枝を苗木だと思わせる原因の一つがこいつの存在。

無印との時系列の関係はよくわからないがわざわざ同じ名前で、コロシアイ経験者みたいなムーヴをしていて混乱が止まらない。

 

本物の十神だとしたら無印からどのくらいの時間が経っているのか、パラレルワールドかなんかなのか…。

こいつが十神白夜のなんなのかが曖昧である限り舞台の世界観そのものの謎に迫れなくなっていて、登場人物1つでもプレイヤーの視点をずらしにずらすことが出来るのだと感心した。

 

ここまでメタに切り込んでくるゲームもそうないぜ。

 

 

ウサミ

モノクマよろしく、長年愛されるアニメのマスコット的存在のキャラクターの声優を務めている人が声を当てている時点でなんだこいつとなる。またもや声優からミスリードを仕掛けてくるパターンだ。

モノクマと同じなのはぬいぐるみのなりで人工知能的なムーブをするところにもある。

 

『希望ヶ峰学園の修学旅行』と銘打っている割にはモノクマと同じシステムのやつを引率にしているし、何かたくらみがあるように見えても仕方ない。

 

しかしながら彼女は終始味方のような動きをする。

とは気づいているものの僕らはスパイクチュンソフトをなにも信用していないので、敵の可能性も捨てきれない。

怪しいのに怪しくないのがウサミもといモノミなのだ。

 

 

それにしてもだが、モノクマやウサミ(モノミ)のように我々が慣れ親しんでいる声でふざけた茶番をしたりどっちつかずな行動をされると他の作品の悪役に対して感じるストレスとはまた別ベクトルのストレスを感じることが出来てなんかすごい。

よりにもよって声優さんたちはドラえもんやタラちゃんに寄せた演技をするもんだからなおさら。

 

このフォーマットは革命だな。

らーぶ。らーぶ。

 

日向創

諸悪の根源

今までごちゃごちゃ言ってたけどそもそも、主人公の才能が不明なことが俺たちの推理をややこしくさせている。

 

無印感想でも書いたけど、ダンガンロンパはヒューマンドラマなので主人公が何らかの理由で才能がない状態だというのは人と人との関わりの中でたくさんのドラマを生むだろう。

そこが前作とは大きく違うところであり、主人公の存在というか立場が物語の中の謎の中心なのだ。

 

蓋を開けてみたら「思いだせない」ではなく「もともとなかった」奴だし、「なかった奴」だと思ったらなんやかんやいっちゃん才能のあるやつだったというね。

カムクライズルの件に関しては正直もっと掘ってほしかった。

 

まあ、ダンガンロンパという作品全体の傾向として外の世界については凄くぼんやりさせてプレイヤーの解釈の余地を残させている感じはあるから、カムクライズルのキャラクターをしっかりさせすぎると世界観が崩れてしまうんだろうなという気はしている。

 

苗木はヒロイックで日向は実はラスボスみたいな。

やっぱりミステリーとは思えないジャンプ的な脚本。いいね。

 

 

 

 

プロローグの謎を書いていたはずなのに気づいたら結末あたりの感想まで書いてしまっていた。

パッションで書いている部分もあるので許してほしい。

 

 

とにかく謎と違和感だらけで始まる今作は、僕の記憶に深く印象を刻み込ませるものだった。

3作品の中で僕はこれが一番好きだった。とこの時点で言っておこう。

 

列挙だけのつもりだったが思ったより書いちゃったのでチャプターごとのやつに言っちゃいます。ヨロヨロ~。

 

 

チャプター1 ~絶望トロピカル~

被害者:十神白夜  クロ:花村輝々

 

謎に近い人物殺されがち。

 

前作とは違いチュートリアル感のない事件であった。

最初っからエンジンふかしてる。

 

とはいえ、コロシアイゲームの舞台をきっちり整えるための事件だったという点ではチュートリアルだったのかなと思う。

 

まず狛枝のヤバさね。俺は日向とかいう何もないやつを優しく導いてくれる苗木だと思ってたのに見たことない狂い方してた。

もっかいプレイしてこいつの心理をしっかり分析したくらいには気持ち悪い。

俺はプランターにやさしい緒方恵美を植えたはずなのになんかすでに枯れてる芽が出てきた気分。ふざけんな。

 

あと十神の退場ね。

改心したのかなんかで張り切ってたおデブちゃん真っ先に死んでワロタとは思ってしまいましたすんませんほんと。

 

スパイクチュンソフト「前作から来たと思ってたやつみんないなくなっちゃったねwwww」

っていう声が聞こえた。

 

 

そういえば今作のお仕置きはショッキングなやつあんまないよね。スーダンだけレーティングがCなのはそういうことなのかな。

 

 

チャプター2 ~海と罰。罪とココナッツ。~

被害者:小泉真昼  クロ:辺古山ペコ

ダンロンの使用上、理論的に矛盾を考えればなにもわからなくても大体答えに導いてくれるわけだが、この事件はそのシステムがなかったらほんとうに解かせる気がないだろう複雑かつ巧妙なトリックで素晴らしかった。

ペコちゃんに感謝m(_ _"m)ペコ

………ってね!!!!!!!!!!!

 

 

はい、メタ的に見たときに怪しすぎる奴が多すぎたので逆に実質全然容疑者が居ないパターン。

前作で言う、さくらちゃんの回と似たような構造だが今回は生き残ってる生徒が多いから誰がやったのかわかりにくいったらありゃしない。

 

本当になにもわからなかったので、見事な推理を見せるゲーム内の生徒たちに「お前ら頭いいな!?」と感心してしまうほどだった。

 

 

なによりすごかったのはペコちゃんの最後の演説。

 

「自分は命令を聞くだけで意志などないわけだからこの事件のクロは私ではなく、指令を下した九頭龍である」という大立ち回り。

これにはしびれた。

 

コロシアイゲームのルールは無印とほとんど変わっていないのにもかかわらずこの学級裁判の展開の引き出しの多さには平伏するしかない。

 

お仕置きもなんだか感動的だった。

動機も含めてなんというか青春が詰まっている。人が死んでるけど。

この場合の青春は間違いなく「甘酸っぱい」ではないんだろうが間違いなく青春であった。

人が死んでるけど。

 

チャプター3 ~磯の香りのデッドエンド~

被害者:澪田唯吹 西園寺日寄子  クロ:罪木蜜柑

 

この事件のトリックも複雑かつ巧妙。

 

学級裁判パートが前半と後半で分かれているのからわかる通り、前作と比べてトリックが複雑なのは間違いないが、実行犯に複雑にできるそれなりの理由があるのがいいなとこの事件が終わった時に思った。

 

 

なにより悲しいのが推しだった澪田が死んだことだ。

 

俺は高を括ってたんだ。あのキャラは死なないだろうと。

そしたらなんだ?絶望病とかいうよくわからんキャラチェンジをさせられかつての澪田をしばらく見れないままのお別れとなった。

 

まだパンツもらってないのに!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

そんなことに気を取られてはいたが、何気に罪木の言動が世界の謎を解くまあまあ大きなカギとなるようなものであったのはこの章のポイントだろう。

罪木もキャラ的に犯人ではないのかなあと思っていたから、総じて意外な事件だった。

 

ちなみに罪木のパンツも狙っていた。

どうして…………

 

チャプター4 ~超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?~

被害者:弐大猫丸   クロ:田中眼蛇夢

うおおミステリーファンが大好きな建造物トリック!

を織り交ぜながらファイナルデッドルームからわかるこの世界についての謎を説き明かしていくパート。

そしてチャプター5への伏線。

 

世界観の味変をしつつしっかり物語は進む脚本力に脱帽ですね。

 

とはいえ事件の大筋はドッキリハウスの謎が主であり、謎解きパート自体の歯ごたえは控えめ。学級裁判の途中にでもドッキリハウスのトリックさえわかってしまえば、学級裁判内で繰り広げられる推理の時間はどうしても退屈なものになってしまうからね。

 

 

僕はこのチャプターを物語を進める中で”味変”に重きを置いたものだと認識してた。

なぜなら動機付けが、「極限状態にしてコロシアイを起こす」というものだったからだ。

 

極限状態での心理的な変化は当然のように起こる。コロシアイゲームもいうなれば極限ではあるが、餓死を目前とすると話は別だ。

イムリミットがあるかつ、空腹で思考がまともじゃない状態で起こす殺人にはドラマは生まれないと思っていた。

 

しかし、考えてみるとさくらちゃんの銅像が象徴しているようにチャプター4のテーマは”自己犠牲”であり自分の命を顧みずに生きようとそして最悪でもみんなを生かそうとして弐大に立ち向かった田中のキャラクターの良さが良く出ているチャプターだった。

 

田中の行動は、スーダンはダンロン作品群の中でも特に”学園要素”に重きを置いていて青春が強調されているのだと作品全体の味方にひとつ視点を増やしてくれるものだった。

 

 

チャプター5 ~君は絶望という名の希望に微笑む~

被害者:狛枝凪斗   クロ:七海千秋

この事件がスーダンを傑作とさせたと言っても過言ではない。

 

今までの事件とは明らかに毛色の違う単なる狛枝の暴走。歪んだ「希望」への愛が産んだ絶望の復讐。狛枝の動機はなに一つ理解できない。

 

今回のトリックは”運”。

ダンガンロンパは学級裁判によって論理的に犯人を明らかにしお仕置きに導くことがプレイヤーが感じるカタルシスの根源だったはずだ。

しかしどうだこのチャプターは事実上犯人を見つけることはできない。

最後に残されたのは狛枝の”運”の一点。

 

 

 

…………

この事件の感想はなにを書いても薄っぺらくなってしまうのであえてあんまり書かない。

その衝撃と絶望感を文の少なさで伝えられたらなと思う。

 

あきらめたわけじゃないよ。ほんとだよ。

 

ほんとだよ。

 

チャプター6 ~修学旅行へと向かう乗り物の中のような~

 

このチャプターというか今作全体のポイントが明らかになる。

 

生き残った生徒たちはこのコロシアイゲームから生還したところで、元の世界での自分は今よりもっと悪い状態だということだ。

つまり、戻らない方が幸せである可能性が高いということ。

 

無印は世界全体が絶望に包まれている状態で主人公たちの決意は生還しようが学園の中に居ようが変わらないものだったのに対し、スーダンは生徒たちの意志はいくらでも書き換えが可能。

どの”自分”を選ぶのかという自我との闘い。

 

楽園で楽しい生活をするハッピーエンドか、必ずしも幸せとは限らずもしかしたらつらい現実が襲ってくるかもしれないトゥルーエンドか。

 

本当の幸せとは、自分とはなにか。

最後にゲームから問いかけられるのはあまりにも哲学だ。

 

ダンガンロンパの物語は基本的に一本の道しかないが、日向たちが別の未来を選んだ場合も想像したくなるようなエンド。

余白にしては大きすぎるが、ダンガンロンパのストーリーは曖昧だからこそ出る味があるのだ。

 

 

読後感は決してすっきりするものではないが、余韻がすさまじい。

 

チャプター5の冒頭でも書いたが

「スーパーダンガンロンパ2は傑作である」と率直に思った。

 

 

以上

 

V3感想へ続く

ダンガンロンパ感想 無印編

ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超 ...

 

おすすめされてダンガンロンパをプレイした。

今回買ったのは画像の通りのトリロジーパックであり「ダンガンロンパ」と「スーパーダンガンロンパ2」、「ニューダンガンロンパV3」のすべてがプレイできるものだ。

3000円もしないで買えたのでコスパの面ではとても満足がいった。

 

この記事はその中でも「ダンガンロンパ」(無印と呼ぶが呼び方がそれで正しいかは不明)についての感想文だ。

 

この感想文(2と3も書く)おすすめしてくれた人に向けて書くので、ほとんどそれ以外の人の目に入ることは無いと思うが、一応ネタバレ満載であると忠告をしておく。

 

全体の感想

この作品は超高校級の才能をもった希望ヶ峰学園の生徒たちが、お互いを疑い合うコロシアイゲームに巻き込まれるいわば「デスゲームもの」だ。

 

「デスゲームもの」は大抵理不尽なデスゲームに主人公たちが巻き込まれていく体を取っている。

例えば『神様の言うとおり』は前触れもなしに急にゲームが始まり、詳しいルールも説明されない。

例えば『バトルロワイアル』ルール説明はあるものの極限状態に放りこまれた挙句、武器を渡される。

例えば『今際の国のアリス』は突如知らない世界で十分に説明されないげえむをくりあしないと死んでしまう状況に追い込まれる。

 

そう理不尽なのだ。

 

 

 

だがコロシアイゲームはいやに平等ではないだろうか。

 

モノクマが「コロシアイゲームをするよ」と宣言しある程度の動機こそ与えるものの、ルールは事細かに説明されているしルールを破りそうになったらちゃんと忠告をする。

おそらくだが事実として動機をあたえた上でもコロシアイが起こらなかったら起こらなかったで生徒側に目立ったペナルティがあるわけではない。

シロもクロも平等に情報を渡され、生きていく分の食料も寝床も完備。

 

こんなに巻き込まれる側にやさしいデスゲームが今まであっただろうか。

 

もちろん生徒側にとっては理不尽極まりない状況だろうが、事実として自分たちで閉じ込められているわけだから彼らの感じる理不尽の一端は自分たちで起こしている。

これも当然平等だ。

 

 

 

さてこの平等さが何をもたらすのか。

 

 

まず注目したいのは生存がほとんど担保されている点。

 

ルールを知ればわかる通り、何もしなければ生きれるし殺しを行うのはか~~~~~~~~~~~~~~~~~なりリスクが高い行動だ。

つまり何日かは(ある程度)平穏であるし、なんならそこにはかれらの日常が見え隠れする。ただの同級生のような関わり方となってくる。

 

ただしそこはさすがの(非)日常、急に襲い掛かる死と互いを疑い合う命がけのゲームはかつて確かに存在していた日常をひっくり返す。

この緩急こそがゲームの平等性による副産物だ。

 

そして私たちを楽しませるエッセンスとなる。

 

 

もう一つ注目すべきはコロシアイに至る動機。

 

上記のようにこの世界では何もしなければ生きられる。

つまりコロシアイを起こす動機は「他人を差し置いてでも生きてここから出たい」の一つなのだ。

今まで殺人に関わってこなかったような人たちが(とんでもない殺人鬼がいたけど)、どのようにして殺人に及んだのか、動機が浅かろうが深かろうが「殺してかつ投票されない」という条件をどう潜り抜けようとしたのかというドラマがそこに詰まっている。

 

「死にたくない」ではなく「生きてここから出たい」という動機は各キャラクターの物語に言葉一つだけでは表せない深みを与えるのだ。

 

ダンガンロンパはデスゲームを媒介としたヒューマンドラマなのだとそう思った。

 

 

 

────────────────────

 

ここからはチャプターごとの感想。

 

チャプター1 ~イキキル~

被害者:舞園さやか  クロ:桑田怜恩

 

チュートリアルですよ~みたいな事件。

 

とはいえ「今作品では正ヒロインっぽい女も躊躇なく殺します。」としょっぱなから宣言する大胆さ。嫌いじゃないよ。

 

 

謎の難易度事態はめちゃくちゃ低い。

何も考えてない馬鹿でもガイド通りに進めれば犯人はわかるしなんならダイイングメッセージという補助輪付き。

その補助輪も舞園というキャラに深みを与えさせるエッセンスになるという最初のわりに抜け目のない事件だった。

 

お仕置きはショッキングだったが桑田君にあの時点で愛着湧いた人少ないだろうからね…(小声)

 

 

それにしても僕は舞園とかいう女は嫌いだ。

謎解きをするためにゲーム買ってるのに何を勝手にギャルゲ―を始めているんだと。

苗木も調子に乗る始末だし。

 

イライラしていたのも罠にはまったみたいだったからなおさらムカつく。

犯人がすぐにわかって「なんだこのゲーム簡単じゃんw」と思ってた僕は、もうスパイクチュンソフトの掌の上だとこの事件が終わったころにはなんとなく悟っていた。

 

 

チャプター2 ~週刊少年ゼツボウマガジン~

被害者:不二咲千尋  クロ:大和田紋土

 

急に難易度が上がった怪しさ満点ウザナルシストメガネこと十神が私利私欲でめちゃくちゃ荒らした事件。

 

コロシアイゲームのルール説明を聞けばまず避けるであろう、ド派手な証拠残しから始まり性別のミスリード二重人格のトリックといったミステリーっぽさをふんだんに詰め込まれていて楽しかった。

 

ふたを開けてみれば”強い”大和田の心の弱さが招いた一時の衝動によって起こった非常に短絡的な動機によるもので、最悪な状況でも強く生きようとした”弱い”不二咲との対比が美しい。

だからこそスカしボンボンこと十神の奇行が非常に目立った。ほんとに何なんだこいつ。

 

ちなみに不二咲ちゃんが不二咲くんであったことは事件調べるまで予想してなかったです。CVも男性だし少し発想を飛ばせば気づけるところだったなあ。

ちゃんでもくんでも一向にかまわないけどね!!!

 

あと大和田バターのインパクトがすごかったので検索したら結構有名だった。みんなのトラウマみたいなタグ付けもされててほへーと思った。それだけ。

 

 

チャプター3 ~新世紀銀河伝説再び!装甲勇者よ大地に立て!~

被害者:石丸清多夏、山田一二三  クロ:セレスティア・ルーデンベルク

 

ここにきて犯人が明確な勝算を以て起こした事件が勃発。

 

顔の見えない容疑者と移動する死体、アリバイがどこまで成立するかわからない中容疑者が絞りにくく下手したら迷宮入りの事件だったように思える。

山田のミスがなければね…。

やたら凝った着ぐるみを作ってしまった。証拠を部屋に残しまくった。メガネに付いた血を拭きとってしまったなどなど、セレスが忠告していたのにも関わらず凡ミスを繰り返した山田のおかげ(せい?)でこの事件は解決できたと言っていい。

 

この事件の注目ポイントは、モノクマから与えられた動機が一見カスであったのにも関わらず事件が起きたということ。

当然セレスはそれに乗せられたわけだし、なんなら同情の余地もない欲にまみれた動機であった。

僕らにとってはしょうもないような理由でも殺人は起こりうるという犯罪心理の奥深さを感じさせるような事件だった。

 

石丸はいいやつだったね…一番狂っちゃってたけど…

 

 

チャプター4 ~オール・オール・アポロジーズ~

被害者:大神さくら  クロ:大神さくら

 

自殺というどんでん返し。

コロシアイゲームなんだから殺人でしょというミスリードを誘う素晴らしい構成。

 

一人だけ世界観が違うさくらちゃんの死に様は、あしたのジョーのパロディそのものでありネタ化してしまっておりスパイクチュンソフトの愛情と悪意を感じた。

2でもラオウのパロディやらされてるし、このキャラは飲み会の席で考えられたのだろう。

最強キャラは早めに退場させた方が良いともいうし、盛り上がって最強にしすぎてしまったのだろう

 

この事件の肝は、灰になっちまったさくらちゃんを見ればわかる通りクラスメイトがまた殺されてしまったというサスペンス性ではなく、なぜさくらちゃんが死を選んだのかというのを事件と朝比奈の証言を通して理解し生存者を団結させるところにあった。

 

悪い言い方をすればお寒い展開ではあるが、この人間ドラマこそダンガンロンパの醍醐味と言っていいだろう。

 

 

余談ですが、私が最も印象に残ってるセリフがここの学級裁判でのセリフでした。

 

 

『オーガちんを、殴打ちん!!』

 

 

チャプター5 ~疾走する青春の絶望ジャンクフード~

被害者:???  クロ:苗木誠

 

こっからは主人公たちのターン!

殺人と学級裁判の一辺倒で物語を進めようとするダンガンロンパじゃないぜ~!!

 

どこか釈然としないまま裁判が続き、事実とは反して苗木がクロに!?私たち一体どうなっちゃうの~????

シャキーン!オルターエゴ参戦!!!お仕置きマシンを止めるよ!!!!!!

 

 

へっ

なかなかアツいじゃねえか

 

 

サスペンスを求めていた人は「こうじゃないだろ」と思うだろうが残念だったなこれはただのサスペンスじゃないんだと、製作側がプレイヤーたちの裏をかきたくて仕方ない気持ちが伝わってくる。

こっからチャプター6にかけて行われるきわめてヒロイックな展開は新しいと言わざるを得ない。

 

 

チャプター6 ~超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せたとは?~

 

被害者:戦場むくろ  クロ:江ノ島盾子

 

クライマックス!

学級裁判で最後の殺人と世界と主謀者の矛盾を暴くムネアツ展開ッッ!!

 

俺は最初っからあのギャル怪しいとにらんでました。

まさか双子だとは思わなかったけどね。

 

シリーズを3つともやって思ったことではあるのだが、この後半特有のサスペンス要素をほぼ排除した『希望vs絶望』のごり押し展開、急に理論がなくなってていい。

 

 

だから構成とか展開との感想などたらたら述べず感じたことをそのまま書くのがきっと正解なのだッッ!!!!!

 

 

………

「地下から戻ってくるとき、霧切さんを先にして階段を上りたかったです。」

 

 

以上

 

スーダン感想へ続く

うるさくないに越したことはない

「オレ、○○にはうるさいよ」

 

○○には映画や漫画の鑑賞するものをはじめ、ラーメンやカレーなどの食べ物、家電などもあるだろうか。

いわゆる”通”であることを伝えたいのだろうが、それに対してはタイトルの通りの感想を抱いている。

 

”通”であること自体は好きにやればいいのに、なぜうるさくしたいのか。甚だ疑問だ。

 

 

ただ、そのうるささをコンテンツ化するとたちまち「辛口評価」となり受け入れられる。

 

プレバトの俳句の先生もすごく失礼な言い方をすると「俳句にうるさい人」ではあると思う。
ただ俳句の良さを明確に表現するために、実績のある先生が作品に対して忖度をせずにスバズバ批判していく様が視聴者をカタルシスへと誘う。俳句の良し悪しが一般的には曖昧だからこそのコンテンツだ。

 

うるさい人でありたいなら目指すべきは辛口だろう。

 

ただ辛口はあくまでその辛口さを受け入れるフォロワーの存在が必要であり、辛口を自称しているだけではそれはただのうるさい人だ。

 

 

な~んて考えてたら自分の中のうるさい人が「悪いものを悪いといって何が悪い!」といちゃもんをつけてきた。

 

違う。「素直な感想を述べている人」と「うるさい人」は明確に違う。

 

うるさい人はなんというか「私はこの界隈に精通していますよ…」感がでてる。

あらを探したがる”通”といった印象だ。

その感じを出していないなら僕は文句を言わないし、好きにしたらいいのだ。

 

 

─────

 

お、うるさい人にうるさい人がなんか言ってら。

静かにすりゃいいのに。

 

 

 

 

 

 

 

日記を始めてみる

日記をつけ始めることにした。

 

普段考えているしょうもないことを書いていけたらと思う。

あとついでに読める文章を書けるようになるための練習にもなるかな。

 

 

とりあえずの目標は週2くらいで…

と思ったけど日記の更新頻度に制限つけて無理やり書くのはどうなんすかね。

 

「とりあえずなんか書く」くらいのノリならツイッターでよくないすかね。
https://twitter.com/Nastya00975946/status/1652557661030981632?s=20
こんなんでよくないすかね。

 

 

僕はツイッターに収まらない感じのやつを書いていきたい感じのアレなんで、特に制限などはなくいこうね。

自己満なんでね。

評価を求めてるわけじゃないんでね。

 

 

まぁ……評価は無いに越したことはないけどもね。

 

 

 

いや待てよ。

僕の性格的に「書かなくていい」という状況に甘える可能性は高い。

始めると決めたんなら期日?目標?を決めた方が良いぞ多分。

 

日常の中でネタへのアンテナを伸ばすことはなにかいいことにつながるでしょ!

 

じゃあ週2!!

 

よろしく!!!!